新撰組土方歳三が着用した洋式軍装やアクセサリーの複製、武具などを販売&写真撮影

最後の幕臣・土方歳三"もののふ"の残影

洋式軍装販売

刀の差し方や拳銃ホルスターの形状等は写真から判別不能ですので、当時の軍装古写真等を参考にして創ってみました。
3点ともイタリア製一枚革を使用しています。

拳銃ホルスターに関してはモデルガンが入手しやすく、一番実銃に近かった"コルト51ネイビー"をモデルに創りました。
これは、実際に残っている当時の"コルト51ネイビー"用ホルスターの写真や、アメリカの南北戦争当時の軍装古写真、戊辰戦争に従軍した薩摩藩兵の古写真等を参考にしています。
土方歳三の全身座像の写真からは、ホルスター及び拳銃の詳細は判別不能ですが、その大きさは右側の刀の柄よりも同じかむしろ短く見えます。その中に格納されている拳銃はさらに小さいものになります。
従って当時のコルト社やレミントン社などのパーカッションタイプリボルバーのような長銃身の大型拳銃ではないと思われます。
拳銃の大きさで言うとS&W社"モデル2アーミー"クラスの小型の拳銃ではなかったかと推測します。
ただし、当該拳銃についてはマン・ストッピング・パワーに欠ける上、命中精度は高くなくアメリカの南北戦争では護身用として使用されいていたらしいですが、軍用銃として威力不足は否めず、実際の戦闘では殆ど役には立たなかったと思われます。
また撮影用小道具の可能性もあります。幕末の古写真に小道具と思われる拳銃が使われているものがいくつか残っています。
それから半身座像ではなぜわざわざホルスターが外されているのかも不自然です。洋式軍装写真を撮影する上で、当時の最新兵器である回転式拳銃の携帯は将官としてのステイタスシンボルではなかったのでしょうか。
いづれにしても、この頃は色々な拳銃が輸入され使われていたようです。

 

吊り剣ベルトです。
刀をどのように差したのかあいにく腰脇が上衣に隠れているので判別不能です。
半身座像の刀の柄の位置からするとベルト差しはしていないようにみえます。
フロックコートの上下に覗く打刀(うちがたな)は、斜め掛けした刀吊りのサックに差して、前後に突き出ないように携帯できるようにしました。

拳銃ホルスターです。
ホルスターはモデルガンが入手しやすく、一番実銃に近かった"コルト51ネイビー"をモデルに創りました。

この頃のズボンはサスペンダーを用いていたのでベルトは刀や拳銃を携帯する為のものです。

拳銃ホルスターは拳銃の台尻が後方を向くように造られています。(アメリカ南北戦争の北軍のものは前を向いていることが最も大きな違いです。)

吊り剣ベルトをベストの下に右肩から斜めに吊りさげます。

吊り剣ベルトの上からベルトを着用し固定すれば刀のぐらつきがありません。

 
※写真の刀や銃は販売しておりませんので御了承下さい。